東大阪市花園ラグビー場で対戦するチーム

ラグビーワールドカップ2019開催都市大阪府・東大阪市

東大阪市花園ラグビー場で対戦するチーム

イタリア画像1 イタリア イタリア画像2
●チーム情報
協会創立▶1928年
エンブレム▶三色旗(緑赤白)
チームネーム▶Azzurri アズーリ
ウェブサイト▶www.federugby.it
●歴史
イタリアのラグビーが世界的に広く知られるようになったのは1987年のラグビーワールドカップからだろう。16チームの招待大会だった記念すべき第1回大会に参加。
開幕戦でニュージーランド代表と対戦し、6−70で大敗。この敗戦ををきっかけにイタリアラグビーの立て直しが図られた。
サッカー熱の高いお国柄も、ラグビーファンも決して少なくない。強豪国との対戦時にはスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマが7万人~8万人超のファンで埋め尽くされることもある。代表チームは「アズーリ」の愛称で呼ばれている。

●近年の足どり
ラグビーワールドカップには第1回大会からすべて出場しているが、決勝トーナメントに進出したことはない。
2016年南アフリカ代表に20−18と13度目の対戦で史上初めて の勝利を挙げた。
2017年のシックスネーションズでは全敗も、光は見えている。

●戦力とプレースタイル
南アフリカ代表戦勝利は、2016年のシックスネーションズが 終わった後に指揮官に就任したコナー・オシェイ体制でのものだ。その手腕に大きな期待をかける人たちは多い。
注目はカルロ・カンナ(SO)だ。
勝利を得た南アフリカ代表戦でもチームを勢いにのせるパフォーマンスを披露した。巧みにキックを蹴り分ける。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 プール戦敗退
1991 プール戦敗退
1995 プール戦敗退
1999 プール戦敗退
2003 プール戦敗退
2007 プール戦敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退
アルゼンチン画像1 アルゼンチン アルゼンチン画像2
●チーム情報
協会創立▶1899年
エンブレム▶金と黒のジャガー
チームネーム▶Los Pumas ロス・プーマス
ウェブサイト▶www.uar.com.ar
●歴史
「ロス・プーマス」の愛称で知られるアルゼンチン代表は、ここ10年、世界でもっとも進化したチームと言っていいだろう。
サッカー大国と知られるが、ラグビーの歴史も古い。1873年にはイギリス移民によってラグビーがもたらされ、初の国際試合は1910年。英国連合チームと戦った。
2007年ワールドカップで3位となった勢いは、2012年に加入したザ・ラグビーチャンピオンシップの経験で増した。

●近年の足どり
ラグビーワールドカップには1987年の第1回大会から全大会に出場を続けている。
2015年にはSOニコラス・サンチェスが、1999年大会でゴンザロ・ケサダが得点王に輝き、キックが得意なSOやFBを輩出するお国柄。
2015年大会でもニコラス・サンチェスが司令塔としてチームを牽引した。

●戦力とプレースタイル
成長のスピードを高める原因のひとつとなっているのがスーパーラグビーへの参入だ。2012年から参入したザ・ラグビーチャンピオンシップ(ニュージーランド、豪州、南アフリカ)で揉まれて強化が進んだチームは、2016年からジャガーズを編成して世界最高のアタッキングラグビーを売りとするリーグで戦っている。
チームは一体感をもって上へ、上へと歩を進めている。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 プール戦敗退
1991 プール戦敗退
1995 プール戦敗退
1999 準々決勝敗退
2003 プール戦敗退
2007 3位
2011 準々決勝敗退
2015 4位
トンガ1 トンガ トンガ2
●チーム情報
エンブレム▶鳩とオリーブの葉
チームネーム▶'Ikale Tahi イカレ・タヒ(海鷲)
ウォークライ▶Sipi Tau シピ・タウ
ウェブサイト▶www.tongarugbyunion.org
●歴史
「イカレ・タヒ」('ikale tahi/海鷲)の愛称で親しまれるのがトンガ代表だ。ガリバー旅行記の巨人の国のモデルになったとされる場所。同代表にもパワーあふれる男たちが揃い、荒々しく戦う。
ラグビーワールドカップにはアジア・オセアニア予選で敗退した第2回大会(1991年)以外は第1回大会から全大会に出場している。8強に入ったことはないが2011年大会ではプール戦でフランス代表から勝利。たびたび大仕事をする。

●近年の足どり
ニュージーランド代表、アルゼンチン代表という強豪と同プールに入ったRWC2015では、初戦のジョージア代表戦に競り負け、ナミビア代表に勝っただけだった。
RWC2019の予選では、トンガ代表はフィジー代表に続く2位となり、日本行きの切符を手にした。
ちなみにトンガ人ながら強豪国の代表として活躍する選手も多い。元ニュージーランド代表の伝説的選手、WTBジョナ・ロムー(故人/RWC1999最多トライ)もそうだ。

●戦力とプレースタイル
FWもBKもパワーを前面に出したスタイルを好む。闘争心剥き出しの戦いで観客を熱狂させる。
チームの指揮を執るトウタイ・ケフ監督はオーストラリア代表NO8として活躍した人だ。世界トップレベルを知っている。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 プール戦敗退
1991 出場せず
1995 プール戦敗退
1999 プール戦敗退
2003 プール戦敗退
2007 プール戦敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退
ジョージア画像1 ジョージア ジョージア画像2
●チーム情報
協会創立▶1964年
エンブレム▶雲間からもれる日光
チームネーム▶Lelos レロス
ウェブサイト▶www.rugby.ge
●歴史
チームの愛称は「レロス」。かつてはソビエト連邦の一部だった人口約400万人の小さな国には「レロ」というラグビーに似た民族スポーツが古くからあったため、同国代表はファンたちにその愛称で呼ばれている。
ヨーロッパネーションズカップでは2011年から6連覇を果たした。
ユース世代からの計画的な強化と海外コーチ招聘の成果が出たもの。世界のラグビー界の中で、確実に自分たちの地位を築きつつある。

●近年の足どり
ラグビーワールドカップには2003年大会が初出場。同大会では勝利を挙げることは出来なかったが、2007年大会ではナミビア代表相手に初勝利、2011年大会でもルーマニア代表に勝って2勝目を手にし、進化を感じさせた。
ニュージーランド人の指揮官、ミルトン・ヘイグ監督が腰を据えて強化してきたチームはラグビーワールドカップ2015後も安定感を増している。

●戦力とプレースタイル
2015年のラグビーワールドカップで次回大会への出場権を獲得するというハードルをクリアしたヘイグ監督はそのまま任務を継続させ、2019年大会では8強入りをターゲットに強化を進めている。
長く同チームの顔として活躍してきたNO8マムカ・ゴルゴゼが代表チームからの引退を表明したため、新たなリーダーが求められるものの、ユース代表の強化が順調に進められているため将来の展望は明るい。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 出場せず
1991 出場せず
1995 出場せず
1999 出場せず
2003 プール戦敗退
2007 プール戦敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退
フィジー画像1 フィジー フィジー画像2
●チーム情報
協会創立▶1913年
エンブレム▶椰子の木
チームネーム▶Flying Fijians フライング・フィジアンズ
ウォークライ▶Cibi ジンビ
ウェブサイト▶www.fijirugby.com
●歴史
2016年8月のリオデジャネイロ大会で初めて五輪競技に採用された7人制ラグビーで初代王者(男子/金メダル獲得)となった。
過去のラグビーワールドカップには、1995年大会以外は出場し1987年大会と2007年の大会では準々決勝に進出した。
フィジーラグビー協会の創立は1913年と古く、1977年にはブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズに勝つ大金星を挙げた。

●近年の足どり
RWC2015では開催国のイングランド代表など、強豪チームが揃う「死のプール」と呼ばれたプールAに入りプール4位に終わった。
そのため、2019年大会にはオセアニア地区予選を経て出場権を獲得しなければいけなくなったがサモア代表、トンガ代表と2年で4試合を戦い4勝。
1位でRWC2019への出場を決めた。

●戦力とプレースタイル
変幻自在のパスワークとランニングで相手を翻弄するスタイルは変わらない。アタックセンスにあふれる選手たちが並ぶ。
2017年6月にホームで戦ったイタリア、スコットランドとのテストマッチは、それぞれ22−19、27−22で競り勝った。
強化は順調に進んでいる。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 準々決勝敗退
1991 プール戦敗退
1995 出場せず
1999 準々決勝プレーオフ敗退
2003 プール戦敗退
2007 準々決勝敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退
アメリカ画像1 アメリカ アメリカ画像2
●チーム情報
協会創立▶1975年
エンブレム▶白頭鷲
チームネーム▶Eagles イーグルス
ウェブサイト▶www.usarugby.org
●歴史
アメリカ協会に登録している競技者数だけでも10万を超え、「やるスポーツ」としてのラグビー人気は高い。実際の競技者は、登録者数の10倍程度もいるという説もある。
代表チームの愛称は「イーグルス」。白頭鷲のエンブレムを胸に勇敢に戦う。過去のラグビーワールドカップで合計3勝。

●近年の足どり
2017年の6月、7月におこなわれたカナダ代表との予選(アメリカ地区1代表決定戦)を勝ち抜いてRWC2019への出場を決めた。これはホーム&アウェー形式で実施されて総得点80−44(アウェー:28−28、ホーム:52−16)。勝負を決めた2戦目は前半こそ19−9の僅差だったが、後半に5トライを奪っての快勝だった。
予選突破後はスコッドの層を厚くする作業が続いている。

●戦力とプレースタイル
強靱なFWとキックで前進。そして敵陣に入ればパワーで勝負をかける。オーソドックスなスタイルは崩さない。
前任のジョン・ミッチェル監督(RWC2003ニュージーランド代表監督)の後任には、南アフリカ人のギャリー・ゴールドが就いた(2014年度は日本のトップリーグチームでヘッドコーチ)。戦略家でもある指揮官を得て、チームは力を伸ばしていきそうだ。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 プール戦敗退
1991 プール戦敗退
1995 出場せず
1999 プール戦敗退
2003 プール戦敗退
2007 プール戦敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退
ナミビア画像1 ナミビア ナミビア2
●チーム情報
エンブレム▶鷲
チームネーム▶Welwitschias ヴェルヴィッチャース
ウェブサイト▶www.nru.com
●歴史
1999年大会(第4回大会)からラグビーワールドカップに出場を続けている。6大会連続でラグビーワールドカップに参加している事実は、国の誇りでもある。しかし、すべての年代を合わせてもプレーヤー数は1万3000人前後だから、人材育成はなかなか進まない。
過去5回のラグビーワールドカップではまだ勝利はなく、通算成績は19戦全敗。

●近年の足どり
2019年のラグビーワールドカップ出場をかけたアフリカ地区予選で歓喜の拳を突き上げたのは2018年8月18日だった。地元ウィントフックでケニア代表とアフリカ地区予選全勝同士で直接対決。6大会連続の大舞台への出場を快勝で決めた。
2015年大会までプレーした同国のレジェンド、NO8ジャック・バーガー(英国の名門サラセンズでプレー/ラグビーワールドカップ3大会出場)は引退した。チームは若返って大舞台初勝利を求める。

●戦力とプレースタイル
アフリカ地区予選最後のケニア戦では先にトライを許すも、すぐに連続攻撃から反撃。逆転して勢いが出た。
本大会では、南アフリカの国内大会に「ヴェルヴィッチャース」のチーム名で参加している成果を示したい。

●ラグビーワールドカップでの戦績
1987 出場せず
1991 出場せず
1995 出場せず
1999 プール戦敗退
2003 プール戦敗退
2007 プール戦敗退
2011 プール戦敗退
2015 プール戦敗退