開催日 平成21年5月24日(日)14:00〜16:15
場 所 ホテルアウィーナ大阪
<次  第>
【第1部 総会】
1.挨拶
2.平成20年度事業報告
3.平成20年度会計報告
4.役員改選
5.平成21年度事業計画
6.平成21年度予算
7.会則の改定
【第2部 研修会】
「ボランティア活動 〜新しい生き方をめざして〜」
華頂短期大学 社会福祉学科 准教授 名賀 亨 先生
<第1部総会>
 昨年までは中央区の大阪市立中央青年センターで開催していましたが、今年は天王寺区のホテルアウィーナ大阪に会場を移しての開催となりました。
 新型インフルエンザの影響で出席者が少なくなるのではないかと心配されましたが、昨年と同じ65名の会員が出席されました。
 定刻の14時となり、まず、はじめに大阪府府民文化部都市魅力創造局生涯スポーツ振興課の寺脇参事から挨拶があり、これまでのモッピークラブの活躍に敬意を表するとともに、今後益々の活躍を期待する旨の激励の言葉が寄せられました。
 この後、総会資料に基づき議事が進められ、平成20年度の事業報告及び会計報告が会長及び会計担当から報告され、大きな拍手で承認されました。
 次に、今年度が役員改選の年に該当していることから、役員改選案が会長から読み上げられました。この改選案について場内に諮ったところ、盛大な拍手をもって迎えられ、満場異議なく新役員全員が承認されました。続いて、改選された16名の新役員が前に出て挨拶し、新役員としての豊富を語りました。
 役員改選が終了したことから、以降の議事進行は新しい役員体制のもとで進められ、平成21年度の事業計画、平成21年度予算案、会則の改定の採択が行われましたが、こちらも大きな拍手で承認され、6つの議事はすべて承認されました。
<第2部研修会>
 10分間の休憩を挟んで、華頂短期大学社会福祉学科准教授の名賀亨先生の講演が行われました。総合建設会社に勤務されていたときの赴任先のイラクでの経験がきっかけとなり、会社を退職してボランティア活動に携わることになった経緯について、エピソードとユーモアを交えてお話しくださいました。
 社会福祉法人大阪ボランティア協会に入られた後は、若者向けのボランティア活動に従事され、長年継続されている、高校生や大学生とのワークキャンプの様子について、熱く語られました。
 特に、京都府美山町でのワークキャンプでは、地元の方との触れ合いや交流を通じて、参加した華頂短期大学の学生の意識が変わり、よりいきいきした表情になることが、何よりもの喜びとのことでした。
 ボランティア活動は、個々の“内面的な動機”すなわち、一人ひとりがさまざまな人や社会的問題に出会うことで、「自分自身の中から湧き上がってくる抑えられない気持ち」が原動力となって始まっていくのだそうです。
 阪神淡路大震災のときには、多くの方が「自分にも何かできるのではないか」とボランティア活動に参加されましたが、これこそがまさしく「自分自身の中から湧き上がってくる抑えられない気持ち」の表れではないかと思いました。
 講演のはじめから最後までマイクを使わず、よく通る声でお話された名賀先生、お疲れ様でした!